「にっこりコール」は、村民の皆さんが道志村で安心・安全に暮らしていただけるよう、村が設置した告知用端末機(テレビ電話)を活用して、一人暮らしの高齢者や高齢者のみの世帯、日中に独居となる高齢者などを対象に、テレビ電話をかけて安否確認や健康状態を把握し、適切に専門の機関へ繋げるサービスです。
■ 一人暮らしの高齢者、高齢者のみの世帯、日中独居となる高齢者の方へ
皆さんが日頃から抱えている、心配事や悩み事などを話してみませんか?
光センターへテレビ電話で申し込んでください。
テレビ電話から ☎ 52-3071
または ☎ 52-3072
※一般電話からはつながりません。
「にっこりコール」の概要はこちら PDF形式
現場の声 -「にっこりコール」 オペレーター佐藤典子さん-
平成23年6月からスタートし、平成24年4月現在、65歳から93歳の方に定期的に電話をかけています。専門的な相談があれば、役場の各課と連携をとってお答えしたり、必要なときは民生委員の方に実際に訪問してもらいます。
対象者の皆さんへは健康状態を訊くのはもちろん、心配事などの相談を受けたり、世間話をすることもあって、30分から1時間近くもついつい長電話してしまいます。一人暮らしの高齢者は、人と話す機会が持てて嬉しいと言ってくれますし、私も道志村に来たばかりで身のまわりのことを話せる相手も少ないので、電話を重ねるうちに家族のように打ち解けて時間が経つのを忘れてしまいます。最近は逆に私の方が心配され、「時間は大丈夫なのか」と聞かれるくらいです。
この「にっこりコール」のサービス開始前に、対象のお宅を1軒1軒訪問しました。その時にテレビ電話を顔色がよく見えるところに移動させてもらったり、使い方が分からない方に説明をしました。そのおかげで皆さんに受け入れてもらい、その後の電話も順調にいっていると思います。
テレビ電話が便利な点は、服薬の確認が確実にできることです。朝昼晩と何種類もの薬を飲まなければならないお年寄りに服薬の時間になったら連絡しています。テレビ電話の前で今日の日付が書かれた袋の薬を飲んでもらったり、既に飲んでしまっている場合は空の袋を見せてもらいます。この「にっこりコール」で、きちんと服薬できて安心だ、と本人はもちろん家族の方からも感謝されています。
その他にも、丹精込めて育てたお花や、お描きになった絵をテレビ電話で見せてもらうこともあります。そういった趣味を持つ方に「次も楽しみにしています」と伝えると、その趣味や生活に張り合いが出てくるようで、電話をかけるたび生き生きとしてくるのが伝わります。次から次へ作品を見せてもらいながら話していると、さながらそのお宅へ「行っているみたい」です。
これからもお一人おひとりとの電話の時間を大切に、テレビ電話を活用していこうと思います。
【にっこりコールのお問い合わせ・お申し込みは・・・】
道志村役場住民健康課 ☎ 0554-52-2113
テレビ電話から直接の場合は
☎ 52-3071 または ☎ 52-3072
※一般電話からはつながりません。
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